イベントレポート「開館10周年記念ホールオープンデー」2015年8月2日開催

2015年度から活動を開始した当ホールの情報発信ボランティアの皆さんによるレポートです。
イベントの雰囲気や感想をみなさまに発信する活動をしています。

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逗子の魅力全開!踊ろう!ダンスでつなぐ逗子のまち
スペシャルパフォーマンス&特別撮影会
2015年8月2日(日)逗子文化プラザホールは開館10周年記念ホールオープンデーで賑わっていた。
午後から参加したさざなみホールでの催しは、10周年記念事業の一つで、オリジナル曲に合わせて逗子市内のいろいろな所でダンスを踊り、
逗子の魅力があふれる映像を作ろうという企画の一環。この日は特別企画でダンスカンパニー・コンドルズを主宰する近藤良平さんと、メンバーの山本光二郎さん、香取直登さんと一緒に“逗子ダンス”を踊り、3分程度の逗子PR映像を撮影するというものだった。
コンドルズは学ラン姿でダンスやコントなどなどを展開する男性のみのダンス集団で、普段は15~16人で活動しているそうだ。朝の連続テレビドラマのオープニングダンスや、教育番組で体操する近藤さんは記憶にある方もいらっしゃるのでは?また、年末恒例の大型ライブ放送に出演されたりもしていて、その活動は挙げればきりがない。開演すると近藤さんのミニパフォーマンスに笑いが起こり会場が沸く。学ランの下には黄色いタンクトップ。おんぶひもで人形をあやしていたかと思えば、釣竿でブラジャーを釣る。客席から男性客を舞台に招いたかと思えばいったん袖に引っこみ女装してあらわれる。
ダンスに組み込まれたコント?なんだろうこれは?身体表現から伝わってくるコンドルズ・ワールドを体験した。見たままを書くと怪しい感じにならなくもないが
決して怪しい雰囲気ではない。と思う。
パフォーマンスのあとは近藤さん振り付けの“逗子ダンス”のお披露目だ。7月から事前のワークショップに参加して踊りをマスターした“逗子好き”の大人たち子どもたちがステージに上がる。所々にしっかりとZUSHIが盛り込まれている振り付けだ。なぎさブラスゾリステンが演奏するオリジナル曲(和田薫さん作曲)は暑さも楽しくなるような軽快な曲で、なぎさ通りあたりで流れていたらいいなぁと思う。来場者の我々も、この後の撮影に備え、コンドルズに習いながらダンスの練習をした。
近藤さんには「10分足らずで結成されたカンパニーとは思えない。なかなかこうは行かない。」と言われ、断然やる気もUP⤴。
休憩をはさみ、中庭のフェスティバルパークへ移動し、いよいよ撮影だ。4台のカメラの位置やそれぞれの立ち位置を確認した。緑の芝生に青い空、照りつける太陽。逗子ダンス日和!!
撮影はワンテイクでOK!爽快だった。
この映像は10月11日(日)の「映像完成披露会withコンドルズ」で上映されるそうだ。この日にもコンドルズのメンバーによるミニパフォーマンスと、来場者も一緒に踊るコーナーが予定されているようだ。
“逗子ダンス”は文化プラザのフェイスブックに練習動画が公開されている。Shall we ・・・?
 
ボランティアライター 深谷香
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劇場リアル謎解きゲーム『怪人からの脱出』
連日猛暑の8月2日日曜日13時30分の開場に約50名の親子が待っていた。
観客はすべて「探偵」ということだ。
私はこのリポートを書くために「怪人」のいるなぎさホールに逗子文化プラザパートナーズから「探偵」として送り込まれた。
状況はこうだ。
「怪人」によって劇場に閉じ込められた「探偵(観客)」が知恵を駆使して「怪人」の出すクイズを解き全問正解すると会場から解放される、ということだ。
会場の各ドアには係員が探偵たちが出られないようにガードしている。係員たちも同様に閉じ込められてしまったという設定らしい。
…これ以上は内容を第三者に話すことができないため、リポートとしてはここまでか…。
『結論。わたしは只ひとり最後まで答えが出せずに怪人のガードウーマンに捕獲されてしまった。』
それが私のリアルな感想だ。実際に捕らわれてしまうということでなく、そのような心持ちになったということだ。
クイズはチラシにも例題がでていたが解けなかった。
早い話、私にとって、そもそもこの手のクイズは苦手なのだ…。
最後に一言!捕獲された私がどうなったか。
知りたい人はいつか参加して捕獲されてみては…。
これが今、はやりらしい、体験型の「劇場リアル謎解きゲーム」ということのようだ。
 
ボランティアライター 大塚登
 
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0才からのコンサートこどもブリッツ~小さな小さな吹奏楽~
汗がしたたる猛暑日。2015年8月2日(日)逗子文化プラザ開館10周年を記念するホールオープンデーだ。涼しいギャラリーでは、手作り絵本のミニ展覧会や記念作品造りのアートワークショップなどがおこなわれていた。
なぎさホールでは「0才からのコンサートこどもブリッツ~小さな小さな吹奏楽~」。会場は、ちいさな子どもたちの声が飛びかっていた。開演の11時になると客席のあいだから13人の演奏者(ブリッツ フィルハーモニック ウインズ)が楽器を手に入ってくる。
最初の曲。「道化師のギャロップ」が始まると、会場の雰囲気は一変し、まさにコンサートホールだ。
子どもたちが騒ぎまわって演奏を楽しく聴けないのではないのか、と思っていたのがウソのようだ。指揮者の三澤慶氏がマイクを持ち、優しく語りかける。「この曲は、作曲家カバレフスキーによるものですが、日本では運動会でよく耳にしますね」と。
次に吹奏楽で使われる楽器を一つ一つ説明してくれる。団員はミッキーマウスのマーチなど、子どもたちに馴染みのある曲をそれぞれの楽器でデモ演奏。
ブリッツコンサートは、クラッシックの名曲「ボレロ」、「ハンガリー舞曲第5番」と続いていく。
アナ雪の女王「レット・イット・ゴー」やスタジオジブリ「となりのトトロ」のテーマ曲「さんぽ」では、手拍子で舞台と客席が一体になっていた。
ラテンサンバの「宝島」が終わると、拍手の洪水だ。
最後に、盛り上がっている会場で三澤慶氏は「クラッシックコンサートに足を運んだことのない人にも、吹奏楽を通して音楽の素晴らしさを伝えたいんです」と語った。
 本物の音楽に触れることができたのは、ちいさな子どもにとって貴重な体験だ。でも、一番癒されたのは、日常の育児や家事に追いかけられている若いママたちだろう。笑顔があふれていた。
 
ボランティアライター 海原弘之
 
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0才からのコンサートこどもブリッツ~小さな小さな吹奏楽~
 蝉も大合奏の真夏日。たくさんの親子で明るく賑わうなぎさホール。ベビーカー置き場(2F)もおむつ替えスペース(3F)も広く区切られ、来場者に活用されていた。
客席は明るいままで開演となり、小さな子供が不安にならないように配慮されていた。
プログラム通りに進む演奏の中で“小さな吹奏楽”を感じたのが2曲目の♪ボレロ(ラベル作曲)だった。「一定のリズムの中、同じメロディーを繰り返しながら、音色と音量の変化で展開します。」という曲紹介の通り、フルート→クラリネット→トロンボーン(この辺りからクレッシェンド)→クラリネット→チューバと展開していった。指揮者の三拍子も振り方にバリエーションがあり、見ていて興味深かった。
楽器の紹介では♪アンパンマンのマーチや♪妖怪ウォッチ♪情熱大陸など親子になじみの曲で音色を披露してくれた。ティンパニーは♪チューリップを演奏して、大型太鼓が音階を調整できる様子を見せてくれた。
会場の様子はさながら大きな親子室?!個性的なリズムで手拍子する子、ぐっすり眠る子など思い思いに楽しんでいる様子があちらこちらで伺えた。
マナー練習中の子も安心して参加できる雰囲気だった。
アンコールの♪ラデッキーマーチが終わると、指揮者の三澤さんが「心の近いコンサートを作るアイデアをつくってまたお会いしたいです。」と、手を振りながら退場された。
楽団をもっと知りたくなりホームページを開くと、親しみのわく内容が満載で、特に楽団員の使用している楽器が詳しく記載されていたのが印象的だった。
 
 
ボランティアライター 深谷香

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