能楽事前講座 一段目 能『杜若・恋之舞』の魅力

能狂言公演の事前講座です。これを聴けば楽しく鑑賞できること間違いなし!

〈杜若〉は三河国八橋で杜若の精が美しく舞う作品です。『伊勢物語』に描かれる在原業平と二条の后の恋を題材とし、中世の『伊勢物語』理解が反映されています。講座では〈杜若〉の魅力をわかりやすく紹介します。

 

 

開催日
2015年2月10日(火)
開場・開演時間

開場時間 10:15
開講時間 10:30
終了予定時間 12:00

料金

一般 1,500円

出演者

講師:表 きよし(国士舘大学教授)

国士舘大学21世紀アジア学部教授。1958年生まれ。大学では「日本の芸能」「日本の文学」といった科目を担当。能楽の研究を専門とし、特に能楽の歴史研究に力を注ぐ。近年は江戸時代の各地における能楽の上演状況の調査に取り組む。著書に『中世文学研究』(共著)、論文に「壇の浦合戦を素材とする能」「曽我物語と能」「江戸時代の長崎の能楽」「長府藩の能楽」等。