★イベントレポート「なぎさブラスゾリステンコンサート第11回」2015年9月30日開催

レポート0930_公開版2015年度から活動を開始した当ホールの情報発信ボランティアの皆さんによるレポートです。イベントの雰囲気や感想をみなさまに発信する活動をしています。

 華やかな音がホール一杯に響きわたる。
 J.ウイリアムズ「オリンピックとファンファーレのテーマ」ではじまる。
 2015年9月30日(水)逗子文化プラザなぎさホール「なぎさブラスゾリステンコンサート」だ。音は躍動し、素晴らしい未来をイメージさせてくれる。
 客席は学校帰りとおもわれる制服姿の学生や若い人が目立っていた。
 逗子小学校運動会、校庭にビニールシートをひいて長女と弁当を食べたのは、いつだったろうか。今年は、逗子文化プラザホール開館10周年。時の流れは、なんと早いものだろうか。 
 司会をする池上亘氏の軽妙洒脱な話にのり、すでに舞台と客席の境が消えている。高揚した気持ちのなかでJ.Sバッハ「パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582」は格調の高さと風雅さを加味して、演奏を聴かせてくれる。
 休憩をはさんで、和田薫氏によるホール開館10周年記念委嘱作品「母なる海への讃歌~金管アンサンブルと打楽器のための~」だ。和田薫氏の言葉を借りるならば「海は命の源であり、生けるものすべての母・・・・・・」をあらわした、海の優しさが心に広がった記念作品だ。
 L.アンダーソン「サンドペーパー・バレエ」では、パーカッション竹島悟史氏が大工姿の身なりでサンドペーパーを擦る音で聴衆の遊び心をくすぐるなど、コンサートすべてにわたり、コミカルな場面が随所にあった。
 なぎさブラスゾリステンのメンバーは、日本のトッププレイヤーたちで構成されている。一流の人たちが考えた、聴衆が身構えないで上質の音楽を聴けるようにする暖かい演出のコンサートだ。
 続けてJ.シュトラウス2世「美しき青きドナウ」とアンコール2曲が演奏され、大きな拍手のなかメンバーは舞台を去っていった。
 客席では「楽しかった!」と、あちこちで声が交されていた。             
 
情報発信ボランティア 海原 弘之