★イベントレポート「若手演奏家シリーズ#1ニューイヤーフレッシュコンサート」2016年1月17日(日)開催

 

当ホールの情報発信ボランティアによるレポートです。イベントの雰囲気や感想を発信する活動をしています。

2016年、今年も逗子文化プラザホールでは続々と舞台公演が予定されているようだ。
1月17日(日曜日)のニューイヤーフレッシュコンサートは、逗子文化プラザパートナーズがあたらしく企画した「若手演奏家シリーズ」の第1回の企画。
 
ちなみに次回の企画は3月13日(日)にさざなみホールにて、逗子出身でトランペットの齋藤友亨さん、ホルンの鎌田渓志さん、ピアノの古野七央佳さんのトリオでカルメン・ファンタジーほかの演奏が予定されている。
 
このようにホールが若手の演奏家に門戸をひらいて、どんどんみなさんに今後の活躍を期待されるような演奏を披露していける場をシリーズ化することで、今まだ勉強中の方もがんばりがいがあると思った。
 
ところで今回観覧したニューイヤーフレッシュコンサートは、葉山町出身のファッゴト奏者の殿岡芽依さんの卒業した洗足学園音楽大学の仲のいいお友達で編成された皆さんの演奏である。
 
フルートの北村尚子さん、オーボエの左伴麻衣さん、ホルンの進藤稀さん、ファゴットの殿岡芽依さん、クラリネットの小笠原未奈さん、ピアノの中谷蛍さんの6名が曲ごとに五重奏であったり、ソロであったり、トリオであったりと、各演奏家がさまざまな編成で楽しませてくれた。
 
演奏曲目はモーツアルトのきらきら星変奏曲K.265から始まってP.マスカーニ、M.ラヴェル、D.ミヨー、M.アーノルド、R.ロジャースの名曲がずらり。
クラシックが中心の演奏だったがアンコールではその日の21年前の阪神淡路大震災があった日と平成23年3月11日に発生した東日本大震災で生まれたという「花は咲く」を全員で演奏。観客が歌いながら、なごやかなうちに終演となった。
 
情報発信ボランティア 大塚 登